作文紹介

Hāpu'u(ハープウ)上級
過去に出題された
作文問題の文章例をご紹介します!

過去にどのような問題が出題されたかをチェックして、
次回の上級検定に備えましょう。

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2023 02 出題

ハワイの2月は「Mahina ʻŌlelo Hawaiʻi」ハワイ語月間に制定されています。
ハワイ王国が消滅して米国の一部となったハワイでは英語が公用語になり、ハワイ語を話すことが禁じられた時代がありました。失われかけたハワイ語がハワイの公用語として認められたのは45年前の1978年。そしてハワイ語復興を目指して数人の言語学者が集まりハワイ語で教育する学校が設立され、現在ではハワイ語を喋る人口は増えています。そのような歴史背景から2月は「Mahina ʻŌlelo Hawaiʻi」ハワイ語月間として制定されています。
今回はあなたの好きなハワイ語を教えてください。またそのハワイ語が好きな理由や体験談を教えてください。

01
N・H さま

「Maika’i」私の好きなハワイ語です。私は今、小学校教員をしています。いろいろな活動の中で児童がやる気を出すのは、ホメホメの言葉をかけた時が多いような気がしています。「いいね!」「素敵だよ!」「頑張ってるね!」「うれしいよ!」プラスの言葉はたくさんあります。嘘で褒めるのは逆効果ですが、頑張っているとき、本人の意識はないけれどいい感じのときにするプラスの声掛けは、叱咤する何倍もの効果があると感じれています。Alohaにはじまりハワイ語は、ふわっとした感じがして素敵だなと思っていた中で、このちょっと褒める「いいね!」にあたる言葉に最近出会いました。小学校六年生向けのハワイ学習のお手伝いにハワイから来てくださったスタッフが教えてくれたのです。「Maika’i」単にマイカイというのではなく‘(オキナ)をしっかりと入れて読むと「マイカッイ」とちょっとポップな感じで明るくなります。児童がちょっといい行動をした時、その時に「Maika’i」というだけで、インターナショナルなそしてハワイの風が流れるようです。実際に、そう声をかけられた児童もちょっとうれしそうです。なじみのある、いいね!を「Maika’i」にかえるだけで新鮮で心に響く「いいね!」がその空間にあふれ出ました。その国には、その国の文化があり・・・と異文化理解を深める学習を進める、小学高学年に他国の言葉で、なじみのある言葉ではないからこそ、お互いに照れずに使える、そんな新たな言葉を介して、お互いの素敵を見つける活動をしていきたいと思います。私たちの周りに「Maika’i」があふれることを願って!!

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