ハワイ島にある 『プウコホラ・ヘイアウ国立歴史公園　
（Puʻukoholā Heiau National Historic Site）』を
訪れてきたので、その様子をご紹介します。

ヘイアウ内部は一般公開されていないため
外観のみの見学でしたが、そこには厳かな空気が漂い、
深い畏敬の念を抱かずにはいられない光景が広がっています。

(写真よりも近くで見学が可能です。)

●名前に込められた意味📒
ハワイ語は少し馴染みが薄いかもしれませんが
プウ（puʻu） … 丘
コホラ（kohola） … 鯨
ヘイアウ（heiau） … 神殿
直訳すると「鯨の丘の神殿」となります。

●カメハメハ大王ゆかりの場所
このヘイアウは、カメハメハ大王がハワイ統一を目指す中で
戦いの神 クー を祀るため1791年に築いたとされています。
様々な諸説がありますが...このヘイアウの建設が
ハワイ統一をもたらすという予言があったそうです👀

現在も当時の姿をほぼそのまま残しており、
米国国立公園局の管理のもと大切に保存されています✨
歴史的価値はもちろん、古くから人々の祈りと伝統が
受け継がれてきた聖なる場所でもあります。

●“パワースポット”と表せるような場所ではない
ハワイにパワースポットと呼ばれる場所が沢山ありますが、
ここプウコホラ・ヘイアウは異なります。
かつては非常に厳粛な儀式が行われたといわれ、
軽い気持ちでは触れてはいけないような深い歴史と意味が
宿っています。
そのため、神殿というより霊地・霊域 と表現した方が
近いのかもしれません。

訪れる際には、土地に刻まれた文化や祈りに思いを馳せ、
敬意を持って見学することが大切だと感じます🍃



(写真撮影をしたところの横には海が広がっています)

●見学ポイント💡
敷地内にはビジターセンターもあり、
展示を通して歴史や文化を知ることができますよ。
また、ヘイアウの前には プウロウロウ と呼ばれる
立入禁止の印 (先端に白い丸い飾りのついた棒がX字に
組まれている) が設置されており、遠くからでも見えます。

⭐訪れる際には、その地への敬意と立ち入らせていただく
感謝の気持ちを忘れずに訪れてみてください。

Puʻukoholā Heiau National Historic Site(英語)
ビジターセンター（午前8:30～午後4:30）
ビジターセンター駐車場（午前8:30～午後4:00）