ハワイスペシャリスト限定ツアー

2024.01.13
ハワイスペシャリスト限定ツアー

アロハプログラムWeek in ハワイ2023【2日目】

2017年よりスタートしたハワイスペシャリスト限定のツアー、アロハプログラムWeek in ハワイ

3年ぶりの開催5年目を迎えた今年は、2023年12月12日(火)〜12月16日(土)までオアフ島にて開催し、全5ツアー、30名の方にご参加いただきました。

今回も、ハワイ州観光局とアロハプログラムキュレーターがハワイスペシャリストのためだけに作った特別なツアーでメンバーの皆様と一緒に、ハワイでより深くハワイの文化や歴史を学びました。

ご参加くださった皆様、ありがとうございました。

 

それでは2日目のツアーの様子をご紹介します。

アロハプログラムWeek in ハワイ2023 
【12/13(水) 2日目】
・ダウンタウンでハワイのクリスマス&歴史散策&芸術に触れる1日
講師:さゆり・ロバーツさん

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2日目はさゆり・ロバーツさんによる今の季節だからこそ見ることのできるダウンタウンのクリスマスの様子、そして歴史散策、芸術といったさゆりさんオリジナルの内容盛りだくさんツアーを実施しました。


 

まずはじめに向かったのはハワイ州庁舎。ハワイ州の政治の中心とも言えるこちらの州庁舎はホノルルのダウンタウンのベレタニア通りにあり、イオラニ宮殿の山側に位置しています。

建物全体は、ハワイ諸島を象徴しモダンで多機能、美しく威厳のある民主主義を全うする場所でならないといけないという理念から設計されています。海から島が誕生した様子、太平洋で囲まれた島々、まだまだ火山活動を続けているボルケーノ、空に抜ける大胆な中抜けの構造などを表現したユニークな建物となっています。


 

州庁舎の入口でまず最初にさゆりさんからハワイ州の紋章について説明がありました。


 

紋章に描かれているデザイン。実はハワイの歴史が様々な形で記されています。

ハワイ州の紋章には王国時代の紋章を取り入れながらもアメリカらしい自由の女神など、自由の象徴もデザインされています。アメリカ合衆国でありながらも王国時代のモットーも大切にするなどハワイ州そのものが象徴されたその1つ1つのデザインの意味について説明がありました。

そして州庁舎の中へ入っていきます。
エレベーター前の入口でパスポートを見せると土日祝日以外はだれでも見学をすることができます。


 

入ってすぐに目に入る空に向かう吹き抜けは、天へ抜ける道で、ポリネシアンが航海カヌーで星を使いハワイまでたどり着いたことが表現されています。
この日はあいにくの雨模様でしたが天井を眺めた時には晴れ間も見れ、まるでツアーの皆さんを歓迎してくれるような空でした♪


 

また、建物にはいたるところにハワイ主要8島を示す『8』にちなんだ設計がされています。州知事と副知事の執務室の前にある大きな扉には、それぞれ4枚ずつ計8枚の板が使われており、見渡すだけでも『8』をたくさん見つけることが出来ました。


 

続いて州庁舎の外、リリウオカラニ像の前へ。
ハワイ王国第8代、王国最後の女王である彼女の生涯にまつわるエピソードをさゆりさんから教えてもらいました。
リリウオカラニの左手には女王が作詞作曲した「
アロハ・オエ」、「クムリポ(ハワイ創世記)」、「1893年ハワイ王国を取り戻す新憲法」を持っています。


 

続いて、ダウンタウン散策へ。

こちらはワシントンプレイス。ハワイ王国最後の女王、リリウオカラニが暮らした館であり一時はハワイ州知事も住んでいた場所になります。大きな大豪邸に参加者の皆さんも思わず写真撮影。


 

次に、カメハメハ大王4世夫妻ゆかりの聖アンドリュース大聖堂の外観を見学しながら、4世夫妻と教会の関係や教会の歴史を教わりました。特に、エマ王妃は教会に隣接して女子校(聖アンドリューススクール)も創設するなど教会に大変貢献された方だったようです。


 

そしてハワイ州立美術館


 

ワイキキにあるロイヤルハワイアン・ホテルができる前、もともとはこちらの建物がロイヤルハワイアン・ホテルと言われ海外からの公客を迎え入れる場所でした。
中庭にある一見普通のプールに見えるこちらは実は絵画だそうです。まるで本当に水が張ってあるように見えますね!


 

そんな中庭のプールで記念撮影♪


 

続いてはイオラニ宮殿

今回は外観の見学のみでしたが、建物の中ではその歴史に触れるだけでなく、お土産ショップもありここでしか買えないグッズを買うこともできます。クリスマスシーズンはクリスマス限定のオーナメントが販売されているそうですよ。

そしてクリスマスシーズンということで日本の提灯のようにも見える装飾が施されていました。こんなイオラニ宮殿を見ることができるのもこの時期の魅力です。


 

さらに歩いていくと・・・ひと際目立つ大きなシャカサンタが目に飛び込んできました!


 

12月は毎年開催されているハワイのクリスマスイベント、ホノルル・シティ・ライツの時期であり、ホノルルハレ(ホノルル市庁舎)では沢山のクリスマスの装飾が施されていました。こちらも展示部分のみの見学は無料でできます。巨大な展示物から、かわいらしいツリーの展示など展示物は様々。毎年ホノルル市郡の職員によって制作されているそうです。ハワイならではのクリスマスの雰囲気を楽しむ事ができました。




 

そしてハワイの歴史をたっぷり学んだ後はカメハメハ大王像を横目に、芸術鑑賞へ。


 

ホノルル美術館に到着です。

ここまでダウンタウンを歩いて散策した皆さんとまずは館内の「HoMA Café」でランチ。
食後は2グループに分かれ日本語のボランティアガイド・ドーセントのカミヤさん、フジモトさんに館内を案内していただきました。


美術館の中は国別に部屋が分かれており、ハワイアンアート、ヨーロッパアート、アメリカンアート、日本の浮世絵、日本美術、中国美術、韓国美術、イスラムアート、アジアンアート、コンテンポラリーアート、テキスタイルアート、仏教・神道、企画展のための特別展示室(2つ)が主な展示室となります。ハワイアンアートではハワイ各島を描いた風景画など、ハワイの歴史や自然・文化を学ぶことができます。

世界的に有名なゴッホやモネのアートがあったり、期間限定で展示されるコーナーではこの日はホノルルで生まれ育った韓国系アメリカ人アーティストのLauren Hana Chaiさんの展示がありました。

ツアーは約1時間という短い時間でしたが、各展示の見どころをわかりやすく丁寧に説明していただきました。世界中の美術品を1つの施設で見られるなんて贅沢ですよね。






 

さらに美術作品だけでなく館内を楽しめるのもホノルル美術館の魅力です。
チャイニーズコートヤードと呼ばれるアジア風の庭園もあれば、メディテラニアンコートヤードでは中世の地中海をイメージした庭園を楽しむことができます。




 

館内を歩くだけでも様々な国の雰囲気を体験することができます。日本語ドーセントに案内いただいた後は自由時間の中で、皆さんそれぞれ興味のあるエリアを楽しまれていました。


 

最後は皆さんで記念撮影をして、1日大満喫のツアーとなりました。
本日も、お疲れ様でした。

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