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  • <5日目>アロハプログラムWeek in ハワイ2018

活動報告

<5日目>アロハプログラムWeek in ハワイ2018

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  • 2018.12.11

【DAY 5 マウイ島ミステリーツアー(11月10日)】

 

マウイ島2日目は、朝からちょっと不安定なお天気。時々、大粒の雨が降ることも。よく考えたら、今年の「アロハプログラムweek in ハワイ」はずっとお天気に恵まれていたので、最終日にして初めての大雨。でも、これも自然の恵みですね。さあ、皆さんが楽しみにしていた、行き先不明のミステリーツアーへと出発です。

 

今日は、グランド・ワイレア・リゾートのカルチュラル・アンバサダーとして活躍する、カイノア・ホーカジョ氏が案内してくれるマウイ島ミステリーツアー。行き先を告げられないままドキドキしながらバスで向かった先は、ハワイ最大の自然保護区「プウククイ(Puu Kukui Watershed Preserve)」でした。

 

プウククイは、広大な自然保護区であり流域保護区です。この山全体で1日に約85ミリオン ガロンもの水を生み出しているという水源地。マウイ島全体の約60%のお水はこの地域でまかなわれているのだそうです。想像を絶するスケールで実感がわかないのですが、とにかくとてつもなく貴重な水源ということですね。

 

この保護区には、絶滅の危機もある希少な固有動植物が生息しています。ハワイ固有種はもちろん、このエリアにしか生息していない個体も。ただし、外来種が入ってきたことによりその生態系が大きく変わってしまいました。たとえば食べると美味しいグァバやパイナップルも外来種。成長が早い上、その成長のために多くの水分を必要とする種類とあって、森の生態系全体を見ると「良くない作用」をもたらすのだそうです。

 

この日、いろいろと説明をしてくれたのは、スタッフのコアさんとツアーカンパニーのケビンさん。コアさんたちは、この保護区を外来種などから守る努力を日々続け、モニタリングしている方々です。

 

彼らが守っているとっても貴重な場所へ、今回は特別な許可をいただいて入らせてもらうことができました。まずは、入山前に履いている靴をブラシなどを使ってきれいに洗浄。知らずに、外来種の種などを保護区へ持ち込んでしまわないための配慮です。

 

こうして、実際に山の中へ。歩いてみないとわからない自然界のバランスや人間との共存の知恵を、身をもって学びます。さらに、ハワイ固有種であるコアの苗の植樹もさせてもらいました。コアは高くまで伸びますが、葉が生い茂ることがないためその根本に生える他の樹木にも日光が当たります。さらに、細い葉を伝って雨を低木に降り注ぎ、周りの樹木の成長を助ける「母なる木」なのです。

 

私達が植えたコアも、やがて大きく成長していくはず。少しでも、この保護区のためになることができたなら、とてもうれしいですね。

 

実はこれまで「守る」ことに懸命で、あえて外部へ詳細を伝えてこなかったこの保護区ですが、これからはこの土地の大切さをもっと多くの人に知ってもらい、広めていく努力をしようということで、ケビンさんの会社がツアーを始めることになったのだそうです。ハワイの大事な文化や自然を大切にする試みが、さらに大きく広がっていきますように。

 

 

  • ホクレア号キャプテンKalaさんとランチ

 

ランチタイムには、あのホクレア号のキャプテンも務めるカラさんがスペシャルゲストとして登場!マウイ島を拠点に、Hui o Wa'a KauluaというNPO団体のコーディネーターもしている女性です。

 

彼女のお父様は、ナイノア・トンプソン氏と一緒に初代ホクレア号のナビゲーターとして活躍したチャド・カレパ・バイバイヤン氏。お父様の背中を見て育ったKalaさんのお話を短時間ですがお聞きする貴重な機会に恵まれました。Kalaさん、お忙しい中、ありがとうございました!

 

 

  • ベイリー・ハウス・ミュージアム

 

午後になって向かったのは、ワイルク・イアオ渓谷の入り口近くにある博物館「ベイリー・ハウス・ミュージアム(Bailey House Museum)」。宣教師エドワードベイリー氏が1837年から1888年まで実際に住んでいた家です。建てられたのは1833年、1974年には改修を終えて、現在は博物館となっている建物です。国家歴史登録財にも指定されているそうです。(ベイリー・ハウス・ミュージアムはこちら

 

当日は施設のキモさんが案内してくれました。ハワイ王朝時代の貴重な資料や歴史的価値の高いアイテムがそろっている館内。マウイで最も上級のアリイが住んでいたという部屋も再現され、「ウア・マウ・ケ・エア・オ・カ・アイナ・イ・カ・ポノ(Ua mau ke ea o ka ʻāina i ka pono)」というハワイのモットーが入った大きなハワイアンキルトが壁に掲げられている様子は圧巻です。

 

非常にめずらしい金属製のポイ・パウンダー(通常は石を使います)や、気が遠くなる時間をかけて作られた美しい色のカパ、当時の生活を偲ばせる様々な日常品もずらり…。全体としてはそんなに大きくない博物館ですが、とにかく見どころがたっぷりの空間です。古代ハワイの歴史的コレクションとしては、ホノルルのビショップ・ミュージアムに次ぐ規模とのことです。

 

「この地でずっと以前から生活をし、繁栄をもたらしてきた古代ハワイアンの思いを尊重し、讃えたい。そして、その素晴らしい文化を理解して戻せる部分があれば戻し、後世に伝えていきたいんです」と語ってくれたキモさん。ここは単なる博物館ではなく、多くの人の思いが詰まった場所なんだ…と強く感じました。

 

博物館の一角にはギフトショップもあって、マウイ島に関する書籍やポストカード、ハワイを感じるアクセサリーなどが並んでいました。お買い物をする参加者の方も…。プログラム参加の思い出にも素敵ですよね!

 

 

 


2日間のマウイ島滞在、オアフ島やハワイ島とはまた違ったハワイの文化や歴史を体感することができました。学びも多く、参加者の皆さんそれぞれに感じ入る部分があったと思います。帰りのバスでは、大きな虹も見ることができ、マウイ島での2日間を最高の雰囲気で終了することができました。

 

マウイ島4-5日目

「アロハプログラムWeek in ハワイ2018」のマウイ島ツアーに参加してくださった皆さん、お疲れ様でした。

 

 

そして、ご協力いただいた現地の皆さん、キュレーターの森出さん、本当にありがとうございました!!