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2017.11.20

ハワイ語の地名 山・谷

ハワイ語は地名の中に生きている。
このページでは、カウアイ島・オアフ島・モロカイ島・マウイ島・ハワイ島、それぞれの島を代表する山と谷を見てみよう。

【山】


ワイアレアレ Waiʻaleʻale
カウアイ島を形作る盾状火山の名前。標高1569メートルでハワイ一の雨量を誇る。(近年の記録では二位というレポートも)
ワイアレアレはハワイ語でさざ波立つ水という意味。


カアラ Kaʻala
オアフ島ワイアナエ山脈の最高峰。頂上が台地状の山。標高1227メートル。北岸ハレイワ、西岸ワイアナエを見守るように見下ろす。


カマコウ Kamakou
モロカイ島東側を形作る盾状火山。頂上は1512メートル。セリ科カワラボウフウ属の植物が名前の由来。


ハレアカラ Haleakalā
「太陽の家」という意味を持つ火山はマウイ島の東にある。標高3055メートル。頂上まで車で行けるので、観光ポイントとして人気。雲海を見下ろしながらのサンライズやサンセットが格別。


マウナケア Mauna Kea
白い山」また「父神ワーケアの山」という意味を持つハワイ最高峰の火山。
標高4207メートル。冬の間頂上付近が雪に包まれる。ハワイアンにとっての霊山。山頂には雪の女神ポリアフが祀られる

【渓谷】


ワイメア Waimea
「太平洋のグランドキャニオン」と紹介されるカウアイ島西部に広がる峡谷。
地名のハワイ語は「赤土色の水」という意味。
「ワイメア渓谷展望台」からの壮大な眺めはハワイ随一。
ワイメアという地名がハワイ島、オアフ島にも存在する。


マノア Mānoa
オアフ島ホノルルの谷。ワイキキ・アラモアナの山の手、コオラウ山脈の麓に緑豊かな森と閑静な住宅街、そしてハワイ大学キャンパスが広がる。谷の奥にはマノア滝が流れ、滝へのトレイルが人気。「虹の谷」の愛称通り虹がよく現れる。
地名のハワイ語は「広大」という意味。


ハラワ Hālawa
モロカイ島東端の渓谷。かつて数千人が生活した大集落でしたが、二度(1946年、1957年)の津波被害でタロイモ畑が破壊されたあと過疎化、現在は数家族のみ居住。パブリック・ビーチとしてオープンしている美しい海岸は観光スポットとして人気。
地名のハワイ語は「曲線(状)」という意味。


イアオ ʻĪao
マウイ島の渓谷。西マウイのワイルク山間部にある。ワイルク川が流れ谷の奥にはイアオ・ニードルと呼ばれる尖った頂があり観光名所となっている。


ワイピオ
ハワイ島北東部の渓谷。谷へは急坂を降りる。海岸線には黒砂のビーチ、谷の奥にはヒイラヴェ滝が流れる。初期のハワイアンがここに大集落を形成していたが、津波の被害で過疎化。現在は限られたグループ、ファミリー数組が谷に住み、ツアーサービスを提供している。

地名のハワイ語は「弧を描く水」という意味。

  • よしみ Nui だいすけ
    Daisuke Yoshimi
    担当講師

    【インタビュー動画あり】 1967年2月9日生まれ、神奈川県横須賀出身。1991 年よりハワイ在住。ハワイ大学卒業。フラ、ハワイ音楽に傾倒するハワイ・スペシャリストとして、ハワイを拠点に執筆・コーディネート活動を行う。ハワイのクムフラやミュージシャンとの親交も幅広い。フラダンサーとして、メリー・モナーク、キング・カメハメハの大会出場経験あり。著書に『たくさんのメレから集めた言葉たち』シリーズ、『LIVE ALOHA~アロハに生きるハワイアンの教え』がある。近年、フラダンサーを対象とした日本での講演・セミナー活動に力を入れている。
    facebook: https://www.facebook.com/NuiDaisuke
    公式HP: http://www.yoshimidaisuke.com/

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