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所用時間5min
2014.01.18

ハワイ語の基本

これだけは知っておきたいハワイ語のいろいろ

  • ハワイ語はハワイ州公式言語
  • ハワイ語のアルファベット
  • オキナとカハコー

ハワイ州はアメリカ合衆国のなかでも珍しい、2カ国語が公式言語になっている州です。ひとつはもちろん英語、そしてもうひとつはハワイ語。ハワイ語とは、ネイティブ・ハワイアンが話していた、ポリネシア諸語に属するタヒチ語と同じ系統の言語。ハワイ語の特徴のひとつとして、言葉を表記する文字を持っていなかったことがあげられます。つまり情報伝達は口承がすべてでした。詠唱(チャント)とそれに合わせた踊り、フラがハワイの文化の中で重要な位置を占めていたのはそのためです。古くから伝えられるメレ(歌)は、ハワイの歴史や文化、ライフスタイルを紐解く図書館の本のようなものだと言われます。


ハワイに文字(アルファベット)を伝えたのは19世紀のハワイにキリスト教布教にやってきた宣教師たちでした。彼らはハワイ人が話すハワイ語の音にアルファベットを当てはめて文字化、ハワイ語版聖書を作ります。つまり世界初のハワイ語印刷物は聖書だったわけです。20世紀になるとハワイは米国化していき、ハワイ語を話す人が激減していきました。そうした状況のなか、ハワイ語は地名や通り名、そして歌の歌詞のなかでしか見られないようになりました。ハワイ語が州公式言語として憲法で認定された70年代当時、ハワイ語は絶滅寸前の状態でしたが、ハワイアン・ルネッサンスが起こり、ハワイアン・カルチャーへの回帰運動が活発化したことで、ハワイ語教育が広まり、ハワイ語を話す世代が新たに育っています。

ハワイ語のアルファベット


【母音】
A(ア), E(エ), I(イ), O(オ), U(ウ)
¯(カハコー)は伸ばして発音する母音の上につく
例: Ānuenue(アーヌエヌエ) 虹


【子音】
H(ヘ), K(ケ), L(ラ), M(ム), N(ヌ), P(ピ), W(ヴェ), 
‘(オキナ)はつまらせて発音する母音の前につく
例: ʻŌlelo(オーレロ) 言葉

「ハワイ」は正式には「Hawaiʻi」と記述して「ハヴァイイ」と発音します。
ハワイ語=‘ŌLELO HAWAI‘I

「‘」(オキナ)と「¯」(カハコー)の使い方には注意が必要です。
これらの記号は綴りの一部です。
その有無、位置によって言葉の意味が変わってしまうことがあります。
例:
ʻOno = おいしい
Ono = 魚

 

ハワイ州観光局が使用するハワイ語は以下の辞書を基準としています。
●『Hawaiian Dictionary : Hawaiian-English, English-Hawaiian Revised and Enlarged Edition』
著:Mary Kawena Pukui / Samuel Elbert(原語参照)
●『Māmaka Kaiao : A Modern Hawaiian Vocabulary』(新語参照)

  • よしみ Nui だいすけ
    Daisuke Yoshimi
    担当講師

    【インタビュー動画あり】 1967年2月9日生まれ、神奈川県横須賀出身。1991 年よりハワイ在住。ハワイ大学卒業。フラ、ハワイ音楽に傾倒するハワイ・スペシャリストとして、ハワイを拠点に執筆・コーディネート活動を行う。ハワイのクムフラやミュージシャンとの親交も幅広い。フラダンサーとして、メリー・モナーク、キング・カメハメハの大会出場経験あり。著書に『たくさんのメレから集めた言葉たち』シリーズ、『LIVE ALOHA~アロハに生きるハワイアンの教え』がある。近年、フラダンサーを対象とした日本での講演・セミナー活動に力を入れている。
    facebook: https://www.facebook.com/NuiDaisuke
    公式HP: http://www.yoshimidaisuke.com/

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