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所用時間5min
2014.01.18

ハワイ島

ここがポイント

自然の力を、わたしの力へ。 他のハワイ主要5つの島をすべて合わせた面積よりも広く、新しい島。

ハワイ島は、ヒロを中心に、人口約20万人が住んでいます。ヒロとは、ハワイ語で、編み方、ロープという意味です。島内には、ワイコロア、コナ、ヒロ等の町があります。島の花は、オヒア・レフア、テーマカラーは、ウラウラ(赤)です。気温は、夏は平均気温30℃前後、冬も平均26℃前後ですが、広いハワイ島では、エリアによって気候が異なります。


ハワイ諸島最大の面積をもつ、ハワイ島。今も噴火活動を続けるキラウエア火山、4,000m級のマウナケアなど、自然の力を体感できる、まさにビッグスケールな魅力にあふれています。
 


ハワイ州観光局 プロモーションビデオ ハワイ島


ハワイ島の概要
・ニックネーム:オーキッド・アイランド
・都市:ヒロ(ハワイ語で「編み方、ロープ」の意)
・人口:200,381 人(2017年7月時点)
・面積:10,433平方キロメートル
・リゾート地:ワイコロア、コナ、ヒロ
・観光局サイト:https://www.allhawaii.jp/island/hawaii/
・花/植物:オヒア・レフア
山:マウナケア、マウナロア(4000m以上)
・アリイ(首長):ケアヴェ、カメハメハ
・色:ウラウラ(赤)
・"ʻO Hawaiʻi nui kuauli, Hawaiʻi o Keawe"
  「広大な緑の島ハワイ、首長ケアヴェの島」


今も大地が成長を続けるハワイ島には、歴史的に重要な場所が多数存在します。カメハメハ大王の生誕地、復元されたヘイアウ(神殿)、キャプテン・クック絶命の地などです。カメハメハが各島を統一し王国を作り上げたとき、王国の名前として選ばれたのがこの島の名前でした。近年は天文学、再生可能エネルギーの分野、そしてハワイ語やフラなど文化復興の中心地として注目されています。ハワイ島の西端に在るエリソン・オニヅカ・コナ国際空港の滑走路は1801年に流れ出たフアラライ火山の溶岩の上に造られています。

文化・史跡

●ハワイ火山国立公園
地球上最もアクティブな活火山と言われるキラウエア火山を含み、1916年に国立公園に認定されました。キラウエア火山の火口ハレマウマウは火の女神ペレの住みかとされています。新たな地と命を生み出す神聖な場所にふさわしい、息をのむような景色が広がっています。

●西海岸

歴史的に重要な建造物が集まっています。現在博物館として公開されている、ハワイ王族の夏の別荘だったフリヘエ宮殿や、1820年に建造されたハワイ最古の石造りのキリスト教会モクアイカウア教会のほか、重要史跡の集まるケアウホウ地区(カイルア・コナの南)には3つの復元されたヘイアウ(神殿)、クアモオ戦場、レケレケ墓地、ホルア・スライド(石の傾斜路)、そしてカメハメハ三世の生誕地があります。


フリヘエ宮殿
 

●コハラとワイメア
コハラはハワイ一偉大な王で政治家だったカメハメハ一世の生誕地です。
この地にはプウコホラ、アフエナ、モオキニなど多くのヘイアウが残っています。なかでも大規模なのがプウコホラで、これはハワイ全島統一を狙ったカメハメハが、戦の神クーの加護を得るために造った神殿です。
ハワイに畜牛を持ち込んだのは英国人キャプテン、ジョージ・バンクーバーですが、牛たちはワイメアの山岳地帯で野生化し繁殖しました。その牛たちの扱い方をハワイアンに教えるためにカメハメハ三世が輸入したのが、当時メキシコ領地だったカリフォルニアからやってきたスペイン語を話すカウボーイたちでした。「パニオロ」と呼ばれたカウボーイたちは、ハワイに独特の文化を形成し残していきました。冷たい空気に緑が映える高地ワイメアが牧場地帯となったのは1800年代初頭からです。


気候
夏は平均気温30℃前後で湿気は少なめ、冬も平均26℃前後です。ただし、とにかく広いハワイ島では、エリアによって気候がかなり異なります。東海岸は熱帯性気候で雨が多く、緑豊かな熱帯雨林が広がります。一方、リゾート地区の西海岸は晴天率が高く、北側は牧場が広がる高原地帯になっていて、年間を通して涼しい気候が続きます。中央部の高峰マウナケア山では冬期には降雪するほど気温が下がります。人気のサンセットや天体観測ツアーには厚手のジャケットを忘れないように注意しましょう。

現在進行中のシリーズ
はじめての隣島(ハワイ島編)
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